2016年6月26日日曜日

日本語能力試験N2 文法 「どうせ」

日本語能力試験があと一週間に迫りました。
今から点数を上げるには、語彙と文法の見直しがお勧めです。
これから毎日一緒に復習をしましょう。


どうせ何をやっても変わらない。


「どうせ」

「何かをしても結果が変わらない」と言いたいとき使います。

例)
今から勉強しても、どうせ受からないよ。
簡単な試験だから、勉強しなくても、どうせ受かるよ。
やってみても、どうせ無理だ。
どうせ私なんか、何をやってもだめだ。
何を言っても、どうせ彼女は許してくれない。

「動詞+ても」と一緒に使うことが多いですね。

こんな使い方もあります。

どうせやめるなら、言いたいことを言ってやめたい。
(何を言ってもやめることは変わらない。だから、やめる前に言いたいことを言いたい)

転勤で北海道に行くことになった。どうせ行くなら、北海道の生活を思い切り楽しもうと思った。
(行くことはもう決まっていて、変わらない。)

では、練習です。正しい方を選んでください。

1 運動をしても、どうせ(a やせられる。 b やせられない。)
2 どうせ先生には(a 見せる b 見せない)んだから、きれいに書くことはない。
3 どうせ(a あやまらなければならない b あやまらないでいい)んだ。早くあやまってしまおう。

今日はここまで。この記事の一番下に、小さく答えを書いておきます。

では、また明日。



練習の答え:1 b    2 b    3 a 


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