2016年6月23日木曜日

本は何歳から? - 赤ちゃんも本を楽しむ


幼いうちに外国語を学ぶなら、聞く力や発音に力を入れた方がいいと前に書いた。

読解や文法はもっと後でも十分間に合う、と。

これは外国語を習う時の話である。

単に読書ということなら、早いうちに始めた方がいい。読書の喜びは一生の財産となるだろう。

言葉を覚える前にも、赤ん坊は本に興味を持つようである。

紙はけっこう危ないので、赤ん坊に紙の本を持たせることはできないが、最近は、乳児用に布製やビニール製の本を売っている。ビニール製なら一緒にお風呂にも入れる。

私自身、出産祝いにビニール製の絵本を貰った時は、ちょっと早いのではないかと思った。が、ベビーベッドの中に絵のように立てかけておいた。すると、息子はとても興味を持ったらしく、一生懸命見つめていた。

もう少し大きくなって、自分でページをめくれるようになると、ますます本が好きになったようだった。

本が好きになったと言っても、まだ言葉も喋れなかったから、もちろん絵を見ていたのだ。ページをめくるごとに、新しい世界が展開される。そんな本の構造は、赤ん坊をさえ魅了するようである。

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