日本では3月3日に女の子の健やかな成長を祈ってひな祭りをします。
ひな祭りの前からひな人形を飾ります。
ひな祭りが終わると、すぐに片づけないと女の子の結婚が遅くなるという言い伝えがあります。
もちろん、最近ではあまり早く結婚したくない子や、全然結婚したくない子も大勢いますが。
ひな祭りは桃の節句とも言われ、一年に五つある節句の一つです。
(桃の実ではなく、桃の花ですよ)
五つと言うと、ピンときませんか?
そう、中国の陰陽五行説の影響ですね。
節句は季節の句切れで、この日に「けがれ」を清めることによって、悪いことを遠ざけると考えられていました。
五つの節句が定められたのは江戸時代でしたが、ひな人形の原型は、遠く平安時代(8世紀の終わりから12世紀の始め)にさかのぼるようです。
紙で作った男女一対の人形を川に流す風習があったのです ね。
そうすることによって、私たちの「けがれ」もまた流されると信じられていたのでしょう。
「けがれ」とは何か。
何か私たちを病気にするもの、憂鬱にするもの、危険におとしいれるもの、悪い運を持ってくるもの。
当時はストレスという言葉はなかったけれど、行き過ぎたストレスもそうかもしれませんね。
一年に一回人形を流すことによって、スッキリしていたのでは。
人口が増えた今、それをやったら環境問題ですね。
流していた人形を飾るようになったのがひな人形だ、というのが一つの説です。
もう一つのひな人形の起源は、平安時代の貴族の少女たちが遊んでいたお人形。
平安のリカちゃん人形かな。
ところで、ヒナとは小さなもの、可愛いものを指したようです。
今ヒナと言ったら鳥の赤ちゃんのことですが。
ひな祭りには、ひなあられや
ひしもちを食べます。
ひしもちとはひし形のおもちということ。
ひしもちやひなあられの色にも意味があったようです。
ひなあられの四つの色は四季を表すとか、ひしもちのピンクは桃の花、白は雪解け、緑は芽生えだとか。
また、当時はもちろん自然素材だけで色を付けていたので、色の原料となる植物の薬効のためだとか。
ひしもちやひなあられの色にも意味があったようです。
ひなあられの四つの色は四季を表すとか、ひしもちのピンクは桃の花、白は雪解け、緑は芽生えだとか。
また、当時はもちろん自然素材だけで色を付けていたので、色の原料となる植物の薬効のためだとか。
そして甘酒を飲みます。
酒と言っても、今売られている甘酒はノンアルコール。
かつては白酒というアルコール飲料を飲んだようです。
ひなあられもひしもちも甘酒も、お米が原料なので、米を食べて米を食べて米を飲んでるようなものですね。
甘酒はヨーグルトや納豆と同じ発酵食品ということで、健康飲料として最近見直されています。
酒と言っても、今売られている甘酒はノンアルコール。
かつては白酒というアルコール飲料を飲んだようです。
ひなあられもひしもちも甘酒も、お米が原料なので、米を食べて米を食べて米を飲んでるようなものですね。
甘酒はヨーグルトや納豆と同じ発酵食品ということで、健康飲料として最近見直されています。
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