昨日はトランプ大統領の就任式のニュースでもちきりでしたね。
トランプ氏の演説を聞くと、アメリカには多くの「敵」がいるという印象を受けます。
そして、アメリカにとってうまくいっていないことは、全てその「敵」たちのせいである、と。
誰か悪者を作って攻撃し、自分が正義の味方になる。
話題を作って、メディアへの露出度を高める。
それは何も彼だけの専売特許じゃないけれど。
でも、アメリカも生き、他の国も生きさせるというのではどうでしょう。
Live and let live ということわざもあります。
自分も生き、他も生かせ。
このことわざ、1622年に出版されたオランダの商法に起源があるという説も。
その後、ジョン・レイによって纏められた『英語の諺全集』の中に英語バージョンが見出されます。
家族関係に当てはめれば、自分は自分の流儀で生き、他の者にも生きたいように生きさせろ、となるでしょう。
社会に当てはめれば、異なる者との共生や寛容の精神と結びつくでしょう。
ところで、『007死ぬのは奴らだ』の原題はLive and let die で、このことわざをひねったものです。
サウンドトラックはかつてのビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティン。
彼はポール・マッカートニーに作曲を依頼。
映画のクレジットは、ポール・マッカートニー&ウィングズとなっています。
マッカートニーのソロのコンサートでも何度も取り上げられた人気曲。
映画や歌なら良いのだけれど。
今や地球規模で考えなければ、何もうまく行かないのでは。
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