笑いは百薬の長、英語では Laughter is the best medicine.
ソロモン王の時代にすでに
Being cheerful keeps you healthy.
とあります。
出典は聖書の蔵言集、17-22。
日本語の現代語訳は「喜びを抱く心は体を養う」。
ところで、「蔵言集」は英語では単にproverb というんですね。
「諺」じゃないですか。
難しい言葉にしないと日本では有難がられないのかな。
それとも、いわゆる諺とは違うよ、ということでしょうか。
または、日本語の「蔵言集」の方が英語のproverbよりも原典に忠実な訳なのかもしれません。
いずれにしても、日本では哲学用語などに日常の言葉とは違う訳を充てるのが通例ですね。
これは、主に漢語が学問の分野で使われていたことと関係があるかもしれません。
ヨーロッパでも、ギリシャ語やラテン語から造語することがありますが、フツーに使われている言葉がそのまま哲学用語になることもよくあります。
笑うのが健康に良いということは、最近よく話題になります。
でも、泣くのもいいそうですね。
悲しい時、思い切り泣いたらすっきりしたという経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
映画を見て感動して泣くのも、体内に良い物質を増やす効果があるそうです。
聖書のコレヒトの言葉(7-3)には
「悩みは笑いにまさる。顔が曇るにつれて心は安らぐ」とあります。
Sorrow is better than laughter ; it may sadden your face, but it sharpens your understanging.
英訳と日本語の訳とは少し違いますね。
今日も良い笑いを!
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