2016年12月13日火曜日

英単語の覚え方 1



ただひたすら繰り返すこと。

もちろんそれは、外国語の勉強に不可欠なことです。

ただ、同じ繰り返すにしても、より効率的な方法とそうではない方法があるのも確かでしょう。

より少ない繰り返し回数で覚えることができれば、余った時間を何か他のことに使えます。

例えば、こんな綴りはこう読むことが多いと分類すれば速く覚えられるはず。

なぜか学校や塾ではあまり教えません。

でも、いわゆる「英語が得意な子」は、誰にも教えられずに自然にそれをやっています。

だったら、英語を学び始めた全ての子に、最初から教えてあげない手はないですよね。

例えば、イーと読む綴りにはどんなものがあるかな。
eaと書くのがその一つだね。
今まで習ったもので、こんなにたくさんあるよ。
tea, teacher, read, speak

また、母音をアルファベットと同じ読み方で読む時、例えばaをエイ、iをアイ、oをオウと読む時など、それに続く子音の後にはeが付くことが多いね。
skate, base, note, take, home, late, bike, game, time, write...

ただ闇雲に覚えるのではなく、仕組みを理解すると覚えやすいです。

「英語の気持ち」もわかるようになります。

私は今、外国人に日本語を、日本人に英語と国語を教えていますが、能率的な学習法は言語が変わってもそんなに変わらないと実感しています。



2016年12月10日土曜日

Ski in Nagano, Japan

There are more and more tourists in Japanese mountains in winter.
 
They enjoy skiing or snow boarding in "powder snow".
 
(You have to check if there is enough snow before you leave, though.)
 
They say in Shiga Kogen, Nagano prefecture, there is enough snow every year and it isn't too far from Tokyo.
 
Of course you can also leave for Tohoku or Hokkaido.


2016年12月7日水曜日

接続詞は大切なものです

外国語を勉強する時、みんないっしょうけんめい難しい単語を覚えようとします。

でも、接続詞のことを忘れないようにしましょう。

例えば読解の問題を解く時、接続詞に注目すれば、話の流れがつかめます。

「しかし」という言葉があれば、前に書いたことと反対のことを話すんだなとわかりますよね。

「つまり」は前に言ったことを別の言い方で言い換える時によく使います。

例)  1.  発酵食品、つまり納豆やヨーグルトは健康にいいとされ、ブームになっています。

Photo credit: kimishowota via Visual Hunt / CC BY

  2. 過労死、つまり働き過ぎによる死は、未だになくなりません。


例1では「発酵食品」を「味噌やヨーグルト」という例によって言い換えています。

例2では「過労死」という言葉を「働き過ぎによる死」と説明しています。

「つまり」はその他、長い文章の中で使われることもよくありますね。
前に書いてきたことを短くまとめる時、「つまり」で始めます。

「しかし」の例も見てみましょう。

例)  彼は毎晩遅くまで勉強した。しかし成績は上がらなかった。
風力発電は環境を汚さない。しかし野鳥に悪影響を及ぼすことがある。



どこの国の言葉にも接続詞はあるでしょう。
接続詞をマスターすれば文章が読みやすくなります。
また、論理的に文章を書けるようにもなります。
接続詞は、とても大切なものです。



2016年12月2日金曜日

スラング、行ってみよう!



日本語学校でスピーチコンテストの準備をしていた時のこと。

一人の留学生が「チャラい」という言葉を使いました。

私にとっては初めて聞くことばだったんです!

そこでこんなアドバイスをしてしまいました。
「たぶん校長先生には意味がわからないんじゃない?
チャラチャラしていると言えばわかるけど。」

後で職員室でその話をしたところ、こう言われてしまいました。

「先生は長い間日本を離れてたからね~
校長先生もチャラいぐらいは知ってるわよ。」

ガァーン。そうなのぉ?

言葉は生き物であると改めて感じた瞬間でした。

それにしても、十数年離れていただけで浦島花子になってしまうなんて、変化が早いなあ。

原則として、語学の教師はオーソドックスな言葉を最初に教えます。
初級の時からスラングを教える必要はないでしょう。
オーソドックスな言葉から派生したのがスラングであるなら、元のオーソドックスな言葉をまず覚えておいた方がいいですよね。

馴れてくれば、留学生はスラングを街中で自分で覚えてしまいます。
今はインターネットがあるから、その気になれば、海外にいても日本語のスラングを覚えられるでしょう。

スラングは、どうしても言えなければいけないというものではありません。

ただ、その国で暮らす場合、聞いてわからないと困る場合もあるでしょう。
大学や専門学校で他の学生と話す時、硬い言い方しかできなかったらちょっと馴染みにくいということもあるかもしれません。

フランスの大学には留学生向けのフランス語の授業があります。
そして、授業でスラングも教えます。

もちろんスラングばっかりやってるわけじゃありませんよ!

ちなみに、「チャラい」は「軽薄な」または「軽薄な感じがする」という意味です。人の前について、その人の性格や見た目を表します。服装が派手で安っぽい、または流行を追っている時も使います。